2012年1月20日金曜日

ブラシレスモーターを水中に入れてみた

水中ロボットの大会に参加することになった今日この頃。

水中でも使えるアクチュエータを探していたら『ブラシレスモーターなら部分的に防水するだけでいける』というような記事を見つけたので実際に実験して見ました。

















最後の方はなんだか洗濯機みたいになってますw


動画では端子の部分にビニールテープを巻いただけで、特別な防水加工はしていません。
(もちろん、この端子部分は水につけていません!)

そもそも、普通のモーター(ブラシ付き)が水中で使えない原因はブラシ部分が露出しているため、モーター内に水が入ると、ブラシ間がショートしていまうからです。

また、モーター内を油などの絶縁のもので満たすことも考えられますが、この方法ではブラシ間で放電が起こりブラシが溶けてしまいます。この現象を利用しているのが、『放電加工』というもので・・・

と、いうことはショートの原因になるブラシがないモーター、つまり『ブラシレスモーター』を使えば水中でも大丈夫ということです。なんと単純な!

ちなみに制御はプロポではなく、arduinoにブラシレスアンプをつないでやってます。

消費電流は空気中・無負荷で1Aくらいですが、水中だと同じ無負荷でも4A以上流れます・・・ (゜_゜>) コワー

使用したブラシレスモーターはラジコン飛行機用のE-MAX CF2822 1200KV /17A4A
1個780円という脅威の低価格!(なんだかこのブログお金の話しばかりしている気がする・・・)

これで水中ロボットを作っていこうと思います。

2 件のコメント:

  1. はじめまして!突然の訪問で質問なんて失礼なのは承知なのですが、よろしければ教えて下さい。
    こういったブラシレスのモーターはコードが3本出ているのですが、「ただ回す」という条件だと電源をどのように繋げば良いのでしょうか?最近はドローン用のモーター等、コンパクトで高回転な物が多いので工作に使用したいと思い探し回っていました。

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  2. ↑さんへ。
    横から失礼します。
    ドローン販売をしている物です。

    こういうブラシレスモーターをコントロールするために別途ESCと言う装置が必要です。
    そのESCにバッテリーの+と-を繋ぎます。

    このESCから出ている3本の線をブラシレスモーターに繋ぎます。
    別にコントロールラインもESCに有り、回転数を調整します。

    モーター1個にESC1個必要です。

    書き逃げですいませんこんな感じですよ。

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